今回は皆さんご存じ、コンパクトエフェクターを制作しているボス株式会社について語っていきたいと思います。
ボスはもともとボスという名前の会社ではなくメグ電子株式会社という名前だったそうです。
ではなぜボスという名前になったのかというと、諸説ありどれも噂程度のもので詳しくはわかりませんが
アメリカ進出の際に女性ぽい名前では売れないと言われ、逆に強そうなボス(上司)という名前にしたんだとか。
あと、これはギャグや都市伝説に近い説ですがエフェクターは踏んで扱うもののため、ボス(上司)を踏みつけるという意味があったりなかったり、、、
1973年に創業したメグ電子株式会社がボスに名前を変え、2018年にはローランドに吸収合併され、ボスの名が消えるかと危惧されていましたがボスの名は変えずに残してくれました。
ところでボスのコンパクトエフェクター全機種がいくつあるかご存じでしょうか?
その数なんと120種類だそうです。
1977年に登場したOD-1、PH-1、SP-1の3機種から、BOSSコンパクト・ペダル・シリーズの歴史が始まりました。その数は現在までの40年間で延べ1,500万台以上売れています。
その中には惜しくも廃盤になってしまったものも少なくありません。
今となっては手に入らないものは中古市場で高く売買されていたりします。
昨今、高価でハンドメイドのエフェクターの流行はありますが、安価で高品質を維持し続けているボスの企業努力は流石としかいいようがありませんね。
ボスの定番でもあるBD-2は1995年より製造、販売されています。
発売当初と現行品の見た目は一切変わっていませんが、中身はだいぶ変わっているそうです。ただ音について明確な違いがあるかと言われてもわからないわかりにくいそうです。つまり故障や不具合が起きても音の変化を感じずに代替えすることが可能であるということです。発売から20年以上経過し、中身もパーツも変わっているのにも関わらず発売当時とほぼ変わらない音を作り続けるBOSS製品に対する信頼性はすごく高い
ボスコンが変わらず愛される理由はここにあると思います。
心地よい響きを大切に快適なリハーサル
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