実は今のいままでMESAのアンプはそれほどスキではなった。が、音楽的趣向も変わり、MESAの音が好きになってきていた今日この頃。
実際MarshallやFender、PeavyやH&Kなど色々弾いてきたがMESAはちょっと異色だ。
第一にイコライジングがまるで別物だと感じた。イコライジングのおいしい位置がまるで違う。歪みかたもMarshallなどとは正反対だ。
Marshallは良くも悪くも歪みはエフェクター的な歪みをする。GAINを上げていってもスムースな歪みがずっと続く。
対してMESAはGAINを上げすぎると「ザラつく」感じでイコライジングも楽器的な変化だ。
また、イコライジングのスイートスポットが狭目に感じた。逆に言えばマックスまでBASSを上げなくともローがバシバシ前へでるし、
MIDを上げなくても音抜けがバツグン。TREを下げても高域の突きぬけは健在だ。
音の突きぬけ感はまさにアメリカンサウンド。懐かしいサウンドでもある。
クリーントーンやクランチも良くできたまとまりのあるサウンド。
歪ませてもコードが潰れることなく聴き取れる。
イコライザーは全てセンター位置、GAINも2時方向までで抑えたが、
かなりの歪み量で、バッキングからソロまで弾きやすさが半端無い。
GAINを下げてもペキペキした薄い音にはならず、このあたりはさすが。
Marshallとの圧倒的違いは音の「暗さ」だと思う。
Marshallはダーティーな暗い歪みを作れるし、ブリティッシュサウンドの王道的サウンド。
対してMESAはアメリカンな明るめのサウンドながら、「凶悪」なサウンドを出す。
パワー管の6L6管のなせる役割も大きいと思う。
他のアンプにはない魅力あるサウンドをMESA BOOGIE/DUAL RECTIFIER SOLO HEADでぜひお試しください。
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